環境への取り組み

"御宿The Earth"21世紀型環境共生開発へのコミット

2008年7月10日鳥羽市石鏡町にオープンした。
環境と共生をテーマに自然環境の継続、地域産業の持続を目標とした開発をコミットメントすることにより、
今後も地方で開発が繰り返される際にも歓迎され、その開発そのものが、自然環境保全並びに地域産業の振興につながることを目標とする。

21世紀型(未来型宿モデル)開発をテーマに掲げ、下記条件を敢えて掲げ企業を介し、自然保護並びに地域産業の一翼を担うものとする。

  • 1.取得面積の残置自然林率を90%以上とする(現在開発地は5%)
  • 1.生活排水を直接海洋には放流しない(蒸発散地下浸透式)
  • 1.宿のある現地でのCO2は排出しない(宿での料理、給湯、空調の電気化)
  • 1.業務から出る生ごみは敷地より出さず資源化(開業来17年間継続中)
  • 1.再生ゴミは全て分別し資源化する(開業来17年間継続中)

その後2012年より黒鮑の放流事業を開始(ジ・アース5周年記念事業としてスタート)今事業は、海女日本一のまち鳥羽市の中で海女漁の継続を目的に2012年より石鏡町の海女と一緒に黒鮑の稚貝を海中深く潜り食害を避けるための工夫をした放流事業。三重県栽培漁業センター、鳥羽磯部漁協の協力を受け、本年令和7年5月には第14回目の放流事業を終える。(その効果もあるのか石鏡町は6年程前より黒鮑の水揚げは昭和の最盛期近くまで復活してきています)

鮑放流事業
黒鮑

令和7年6月6日吉川勝也

業務から出る生ごみは敷地より出さず資源化(食品廃棄物のリサイクル)

  • 1.予約人数に基づいた食材調達と調理の徹底

    予約フロントは毎日、最新の予約人数を正確に把握し、調理場へリアルタイムで共有します。

  • 2.生ごみ処理機導入によるCO2削減効果

    生ごみ処理機の導入により、従来の食品廃棄物処理方法と比較して、焼却時や運搬時に発生するCO2排出量を大幅に削減しています。

  • 3.当旅館の食品リサイクルループ

    生ごみ処理機から排出される生成物を、契約農家の方と連携し、堆肥として活用しています。

資源リサイクル図

汚水処理システムの取り組み「蒸発散地下浸透式」

  • 浄化槽と自然ろ過システム「蒸発散地下浸透式」による汚水浄化

    「5段階棚田方式」による自然ろ過システムを経ることで、浄化槽での処理だけでは取り除ききれない微量の汚濁物質も徹底的に除去されます。最終的に海に戻される水は、透明度が高く、周辺の生態系に負担をかけない、極めてきれいな水となります。

汚水処理システム図

日々の取り組みで環境負荷を低減

  • IH調理機器の利用によるCO2削減

    御宿ジ・アース敷地内において、ガスや木炭などの化石燃料使用によるCO2発生を削減。

    IH
  • 倒木を暖炉の薪として再利用

    倒木を単なる廃棄物として処理するのではなく、エネルギー源として有効活用することで、廃棄物の発生量を削減します。姉妹館では暖炉の薪として利用しております。

    暖炉まき
  • 日常業務での環境配慮

    「不必要な電気や空調の停止」、「ごみの分別ルールの徹底」など、日々の業務における細やかな取り組みを通じて、環境負荷の低減に努めています。

    電気制御パネル
電話でのご予約・お問い合わせ

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0599-21-8111