こんにちは!若女将です。
鮑の漁が解禁されました!
写真は【初物】鮑です☆彡
圧巻の黒鮑です(⌒∇⌒)
これらの黒鮑は当館の名物でもある【黒鮑のバター焼き】になります。
思わず笑みがこぼれてしまうほど美味しく調理されます。
伊勢志摩では鮑を食べると綺麗な目の子供が産まれると言われています。
伊勢志摩の妊婦さんは鮑を沢山食べると聞いたことがあります。
私の母も妊娠中に黒鮑をこれでもか!と言うほど食べたらしく、おかげさまで(?)私の黒目もよく褒めていただきます(笑)
若女将 濵野
さて、今から御宿The Earthと黒鮑の関係についてご案内申し上げます。
倭姫命が伊勢、五十鈴川のほとりに天照大神の御鎮座を終えて、近隣を巡幸されたとき、鳥羽市国崎の鎧崎で海女が獲った鮑をご賞味され、あまりの美味しさに感動され、毎年伊勢神宮へ献上するように命じられました。
今日まで国崎町では日持ちがするように薄く長く切り、乾燥させた「熨斗鮑」を神饌(神様のお食事)として、毎年6月、12月の月次祭(つきなみのまつり)、10月の神嘗祭(かんなめさい)に献納しています。
コンブ、アラメ、カジメ、ワカメなどの海藻を好み、昼は岩礁にいて、夜、海藻を食べるために移動します。
御宿The Earthでは国内産食用鮑とされる黒鮑(クロアワビ)、雌貝鮑(メガイアワビ)、真高鮑(マダカアワビ)、蝦夷鮑(エゾアワビ)の4種類の中から、黒鮑を使用しております。
黒鮑は肉厚で弾力に富み、古の時代から珍重されてきた高級鮑です。
伝統の料理方法で黒鮑をより柔らかく、さらに滋味を引き出します。
グルタミン酸、アデニル酸の旨味成分とグリシン、ベタイン酸の甘味成分が含まれ、グリコーゲンにより更に旨味が出ます。グリコーゲンの量は、季節により、また、食べる海藻の種類によっても異なります。 大根を置いている理由としては、大根に含まれるアミラーゼの作用で黒鮑を柔らかくするためです。
4月から9月頃までが漁期であり、乱獲防止のため、漁法、器具、時期などの厳しい規制を実施しています。
御宿The Earth
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